いくさびと
いくさびと
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2032年、人は、あらゆる事象を数値で表現することができるようになっていた。
身長や体重だけではなく、感情までも数値化して管理されている世界。
行動履歴なども、脳内に埋め込まれた機械「シード」によって記録されるようになり、監視社会となったことで犯罪率も格段に低下していた。
しかし、そんな平和にも思える世界で、新しい火種が生まれだそうとしていた。
人間が管理されているなら、人間を改造して化け物にしたらいいじゃないか――そんな考えの元、生み出されたのが〝シカバネ〟と呼ばれる怪物が、街に突如出現し始めたのだ。
シードによる記録も、人の記憶も無くした、ただ戦うだけの怪物――そんな怪物・シカバネを排除するための組織、「第七感覚特務課」に所属する桜庭大翔は、ある日、シカバネとなりかけていた姫宮明日香と会合することとなる。
正義を執行するため、少年は、少女に剣を向けた――。
※イラストは和輝こころ様に書いていただきました!
ありがとうございました!