彗星と遭う
メインキャラクター
本来交わることのなかった怪物と天才を、二人の生徒が結びつけた。
偶然だったのだろう。しかし、そこから彼らの物語は始まった。
《そらのほうき》
空野彗
彩星高校、一年三組。
中学野球世界大会で台湾戦に登板。
中学生の世界大会台湾戦にて、日本最速となる152キロを計測し、世界一の立役者となる。
しかし、世界大会優勝後、母親がガンを患ったことと弟妹がまだ小さかったため、強豪校の誘いを断って地元の彩星高校に進学。
入学時の身長は168センチ、体重77キロ。
右投げ右打ちで、右翼・一塁の守備位置に入ることもある。
小技は苦手だが、チャンス・ピンチの場面で実力以上の力を出すクラッチプレイヤー。
趣味は料理。好きな球団は巨人。憧れは菅野智之。
- 母:宏美
- 弟:輝
- 妹:朱里
《たけやまいっせい》
武山一星
彩星高校。一年一組。
中学野球世界大会の立役者。
しかし、その際に受けた彗の直球に心が折れ、一度は野球を辞めて地元の彩星高校へ進学。
しかし、母親のガンで家族の時間を優先して進学した空野彗と偶然の再会を果たす。
彗と河原で勝負し、再び野球の情熱を取り戻した一星は、甲子園という夢を彗たちと追いかけることに。
入学時の身長は172センチ、体重74キロ。
右投げ左打ちで、ポジションは捕手を中心に、ライトを守る。
公式戦初スタメンは、二番ライトで出場。
犠牲フライ、進塁打、セーフティバントなど小技も上手いが、チャンスに弱い。
趣味は映画鑑賞。好きな球団は西武。憧れは森友哉。
- 母:夏木
《かいせおとは》海瀬音葉
彩星高校の女子マネージャー。一年三組。
小学校から野球をしており、中学校では名門のシニアでもレギュラーだった。
高校進学を機に、野球は引退。次の夢を見つけられないまま、取り合えず地元の進学校である彩星高校に進学した。
野球からは離れるつもりだったが、同じクラスに彗がいたことから夢だった甲子園へマネージャーとして行けるのではないかとマネージャーになることを決意。
観察眼に長けており、相手の癖などにも気づくことがある。
趣味は野球観戦と音楽鑑賞。
好きな球団は巨人。憧れは亀井。
宇多田ヒカルが好きで、アラーム音や着信音など全て宇多田ヒカルの音楽で固めている。
- 父:宗司(タクシー運転手)
- 母:綾子
《きはらまなみ》木原真奈美
彩星高校の女子マネージャー。一年三組。
彗、音葉とクラスメイト。
興味の移り変わりが激しく、これといったものが無いことが悩み。
野球の楽しさを解かれたとき、彗や一星、音葉に刺激され、彼らを熱中させる野球という競技に興味を持ち、マネージャーとなる。
幼いころからバレエ・ピアノ・水泳・習字など多数の習い事をこなしていたが、どれも飽き性な性格が災いし、断念してきたという過去を持つ。
一星が野球部に入ったことと周囲の友人たちが野球に惹かれる姿を見て憧れ、野球部マネージャーとして入部することに。
はじめは、汗臭く古臭いイメージの野球が嫌いだった。
しかし、一星や彗の姿を見てだんだんと野球というスポーツに惹かれていく。
趣味は特になし。
この四人のイラストははやなみ様(@haya_nami_74)に描いていただきました!
ありがとうございました!