彗星と遭う
教員・職員
高校野球は、単なるスポーツの場ではない。
心を育む、教育の場でもある。
《さなだかずゆき》
真田和幸
彩星高校の監督。三年前、二回戦敗退の責任を取る形で辞めた前任から引き継ぐ形で指導に当たっている。
元社会人野球選手で、彗の中学シニアの時の監督と元同級生。彗の家庭の事情にある程度の理解は示している 。
彗たちが入学する一年前に監督就任し、二年連続初戦敗退だったチームを立て直した。
密かに購買パンを販売している槌本咲良に思いを寄せているが、部員からは筒抜けでよく話しかけているシーンを盗み見されている。
元巨人の海外スカウト。アーサー・ウィルソンの獲得に一役かった。
《やざわひろし》
矢沢博司
彩星高校のコーチ。真田の大学時代の同級生で、大阪の強豪校であったGT学園の元コーチ。
投手の練習を中心に見る。最新の機材、イグザム・ピッチングをはじめとした機材を活用し情報を集め、育成した経験を活かして選手の成長を促す。
《つちもとさくら》
槌本咲良
彩星高校にて購買のパンを販売している。
無類の野球好きで、特に高校球児には目が無く、プライベートで試合観戦に行くことがある。
《どうじままさひこ》堂島正彦
彩星高校の国語教諭。空野彗・海瀬音葉・木原真奈美のクラス担任。
甘いマスクで生徒からも教諭からも絶大な信頼を得ている。隠れてファンクラブがあるのではないかと囁かれるほど。