おうかいだいがくふぞくはやまこうこう


数々の選手をプロに送り出している、神奈川の名門高校。

100人を超える野球部員を携え、厳しい練習で甲子園の舞台を目指す。


《やがみつばさ》 

八神翼

桜海大附属葉山高校一年。右投げ左打ち。ポジションはピッチャー。

空野彗、武山一星とは中学時代世界大会でチームメイトだった。

鋭く曲がるスライダーを得意としており、風神とメディアから呼ばれる。MAX146キロのストレートは、回転数の多さと回転軸の綺麗さから、球速以上に速く見えるストレートが特徴。

常に冷静沈着で、ピンチでも表情一つ変えることはない。

日常生活でも感情に起伏が無く、何事も淡々とこなす。

そのことで、世界大会中に彗と衝突することがあったため、仲は悪い。

《おのやすあき》

小野泰明

桜海大附属葉山高校二年生。右投げ両打ち。ポジションはショート。

巧みなバットコントロールと、華麗な守備で二年生ながら既にドラフト上位候補と言わしめるほどの実力者。

観察眼に長けており、いつ崩れるか、いつから点が入るかなどを予想しながら自分の成すべき事をなす頭脳派。

その反面、守備は野性的で、「なんとなく飛んできそうだな」という感覚で守備位置を変えたりすることがある。

《あやべまさはる》

綾部正治 

桜海大附属葉山高校の監督。選手として一度、監督として八度甲子園へ出場している、名物監督。

小野の観察眼を買っており、度々相談するシーンが散見される。