彗星と遭う
95期生
彗、一星と同じ世代。
野球経験者は少ないが、二人の才能に引っ張られ、ゆっくりと……しかし、着実に成長していく、努力の才能に溢れた世代。
《さかがみゆうすけ》
坂上雄介
彩星高校一年生。チーム一の快速。右投げ両打。50メートル五秒八。遠投は六八メートルで若干肩が弱い。
ポジションは主にセカンドだが、投手捕手以外のであれば守れる器用さを持っている。
三振の多さは目立つが、二人の天才に追いつこうと日々練習を重ね、練習の鬼と呼ばれるほど。
趣味は犬の散歩。好きな球団は巨人。憧れは鈴木尚広。
《おりべけんご》
織部賢吾
彩星高校一年生。右投げ右打ち。ポジションはライト、レフト、ファースト。
バットコントロールが上手く、左右に打ち分けることができるが、力弱くだいたいシングルヒットで終わってしまう。
身長が低く、肩も弱い。野球は中学までやっていたが、中学二年生のころから身長が伸びないことと、体重が増えず力不足を補えないと思い、野球は高校で引退すればいいやと地元へ。
趣味は折り紙。好きな球団はDeNAベイスターズ。憧れは宮崎敏郎。
《みやはらかりな》
宮原香里奈
彩星高校一年生。一星、賢吾のクラスメイトで、一星に思いを寄せる。吹奏楽部所属。
文化祭実行委員としてクラスを引っ張ったり、なにかと目立ちたがりな面がある。